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Summer Show 2017

 
     
  2017年7月11日(火)-9月2日(土)
日・月・祝日休廊 夏期休廊:8月6日-21日

 
 
 
     
 

西村画廊では、2017年7月11日(火)から9月2日(土)まで、舟越桂、小林孝亘、三沢厚彦、押江千衣子、曽谷朝絵、指田菜穂子、町田久美の最新作によるグループ展「サマーショー2017」を開催いたします。

舟越桂は、長方形のガラスを頭部にまとった女性の半身像を出品します。知性を感じさせる青色のガラスは、人物像のすべらかな肌と意想外の調和を成し、この木彫に斬新な造形美をもたらしています。あわせて、同彫刻のためのドローイングも出品します。小林孝亘は、不可能なバランスで組まれた積木と、森の中に逆さまに置かれた不可解な大きさの壷を描いた、2点のペインティングを出品します。現実には起こりえない光景が日常的な実感を伴って成立した両作品の不思議なリアリティは、絵画のみが生み出しうる特有の感覚といえるかもしれません。三沢厚彦は2000年以来取り組んでいる、動物をシンボリックな姿形で彫像したANIMALSのシリーズから、初のモチーフとなる子鹿の彫刻を出品します。押江千衣子は、従来の作風とは一線を画す抑えた色彩で、咲き散ったオオデマリの花びらをとらえたペインティングを出品します。曽谷朝絵は、移り変わる日射しの姿を表現したペインティング“The Light”を出品します。重なり合う光の軌跡が過ぎ去った時間も感覚させる本作は、視覚的であると共に体感的であり、インスタレーション的要素を多分に含む曽谷の絵画の特色が見事に凝縮されています。指田菜穂子は、十二星座をマッチラベル大の紙に描いた12点の連作と、日本文学をテーマにしたペインティング2点を出品します。あ
る年に発表された文学作品の登場人物を題名に入れた後者のシリーズは、「時間」や「時代」を表現しようとする試みで、その文学の内容ではなく、その文学が発表された年の世相が描かれています。町田久美はペインティングを1点出品します。

 
     
  【展覧会予定】  
  小林孝亘
-ヴァンジ彫刻庭園美術館 開館15周年記念展「生命の樹」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、4月22日-11月30日)
-ライアン・ガンダーによる所蔵作品展-かつてない素晴らしい物語(国立国際美術館、大阪、4月29日-7月2日)
-光ノ形/光ノ景(広島市現代美術館、6月3日-9月10日)

曽谷朝絵
-アブラカタブラ絵画展(市原湖畔美術館、千葉、6月3日-7月30日)

町田久美
-Kumi Machida(仮)(Culture House Kappelborg、デンマーク、スケーエン、8月-10月)
-Japanorama(仮)(ポンピドゥ・センター・メッス、フランス、10月18日-2018年3月5日)
-THE ドラえもん展(森アーツセンターギャラリー、東京、11月1日-2018年1月8日)

三沢厚彦
-三沢厚彦 ANIMALS in 熊本(熊本市現代美術館、6月24日-9月3日)
-三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館(渋谷区立松濤美術館、10月7日-11月26日)
-富山県美術館に約3mのクマのブロンズ彫刻が収蔵、今年3月から屋外広場で公開されています。
 
     
     
     
 
 
     
 

舟越桂 FUNAKOSHI Katsura
青の書
 The Book of Azure (Work in progress)
painted camphor wood, marble, tin, stainless and glass
97.5 x 47.5 x 30 cm

 
   
     
     
   
     
 

小林孝亘 KOBAYASHI Takanobu
Inverted Vessel 2017
oil on canvas 72.7 x 61 cm