「肩に残る声」2002
camphor wood, marble
97.5 x 55 x 33cm
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舟越桂 Funakoshi Katsura
1951年岩手県生まれ、東京都世田谷区在住。長らく絶版となっていた作品集「水のゆくえ」が今年5月に待望の復刊となりました。それと同時に、作家自身が敢えて手許に残しておいた作品ばかりを集めた未公開ドローイング展「地図になる前」が開催され好評を博しました。来年4月には、東京都現代美術館で、大規模な「舟越桂」展が開催されることになりました。この展覧会は、1年2ヶ月にわたって宇都宮、旭川、高松、盛岡、広島に巡回する予定です。ご期待下さい。
出品作:彫刻1点、ドローイング数点。
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"Tea Pot" 2002
oil on canvas
33.4 x 33.4cm
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小林孝亘 Kobayashi
Takanobu
1960年東京生まれ、バンコク・東京在住。今年4月に当画廊で開催された個展「Dream,
Dreaming of
Us」で、眠る人という新しいシリーズを展開させ、大きな反響を得ました。7月14日より8月25日まで、兵庫県立美術館のグループ展「美術の力」に出品作家7人中唯一の画家として参加し、最新作を含む18点が公開され好評を得ました。
出品作:絵画4点、ドローイング2点。
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"Dog 2002-04"
camphor wood, oil
69 x 28 x 97cm
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三沢厚彦 Misawa Atsuhiko
1961年京都生まれ、神奈川県茅ヶ崎市在住。昨年7月に「平櫛田中賞」を受賞、日本橋高島屋と岡山県井原市の田中美術館で受賞記念展が開催されました。今年の6月から7月にかけて開催された当画廊での2回目の個展「ANIMALS
02」では、犬や猫は勿論のこと、キリンやマンドリル、カンガルーなど更に新しい展開を見せる木彫作品を発表し、大好評のうちに終了しました。時期を同じくして初の三沢厚彦作品集「ANIMALS」が求龍堂より刊行され、好評発売中です。
出品作:彫刻4点他。
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「ひかり」 2002
pastel, charcoal on paper
38 x 50cm
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押江千衣子 Oshie Chieko
1969年大阪生まれ、枚方市在住。1995年INAXギャラリー2(東京)で開かれた個展が注目され、その後1998年、2000年に西村画廊で個展を行いました。オイルパステルで植物を描いた絵画はダイナミックで繊細な独自の世界を創り出しています。2001年高島屋美術賞、VOCA賞、京都芸術新人賞をたて続けに受賞。今年1月に行なわれた京都市芸術新人賞受賞作家展では、新たに風景画を発表、今最も波に乗っている若手作家として注目を浴びています。来年は当画廊3度目の個展が予定されています。
出品作:ドローイング8点。
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「庭に咲く」 2002
oil on canvas
50.3 x 60.7cm
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鴫 剛 Shigi Goh
1943年東京生まれ、神奈川県二宮町在住。1979年以来西村画廊では継続して個展を行なってきました。昨年11月には3年振り第9回目の個展「黄色の熱−進行形を風景として」を開催。その中心的役割を担ったのは、非完結性を漂わせる黄色い風景画で、確固たる実力と継続性に裏打ちされたその作風は、見る人々に鮮烈な印象を与えました。今年に入ってからは、「東日本の美−山」(東京ステーションギャラリー)に箱根の山やゴルフ場を描いた大作を出品、続いて「第24回日本秀作美術展」(日本橋高島屋、なんば高島屋)に作品を出品しました。
出品作:絵画4点。
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"TWIN COLORS (Sept-8- 2002)"
oil on canvas
112.5 x 163cm
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辰野登恵子 Tatsuno Toeko
1950年長野県生まれ、東京都杉並区在住。1973年より継続的に個展を開催、力強く節度のある抽象的表現による油彩の他、シルクスクリーン、銅版等の版画にも独自の世界を切り開いています。1995年東京国立近代美術館で個展を開催。西村画廊では昨年5月に初個展を行い、大画面に一際鮮明な色彩と奥行きのある作品群を発表、新たな展開を印象付けました。今年は、「椿会2002」展(資生堂ギャラリー)で新作を発表。来年は当画廊2度目の個展が予定されています。
出品作:絵画3点。
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